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2009年04月22日

火打ち梁ってなんだ?屋根飛ばなくするのか?

火打ち梁ってなんだ?屋根飛ばなくするのか?

柱と梁のを斜めの材料で固定しているのが
火打ち梁です。
主に建物のねじれを防いだりするのに使います。
具体的には入れるとクロスや塗り壁のコーナー部が
ひびが入りにくくはなります。
建物が動きにくくなるといったことのあらわれでしょうか?

さてよく屋根裏を見ると垂木をひねった金物で梁に固定しています。
この金物で屋根が飛ばないようにしています。
風の強い場所や、吹き上げがきつい土地など
飛ぶんじゃないかと不安なときはこの金物を増やすと効果があります。

金物の有無や火打ち梁の有無は現場監督でなくても
一目瞭然ですので角や屋根裏を注意して観察しましょう。

最近の構造では合板を釘うちで火打ち梁のような水平剛性を持たせたり
鋼製の梁もありますので、疑問があったら現場監督に質問しましょう。



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Posted by スカイワーカー at 17:34│Comments(0)構造金物
 
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