てぃーだブログ › 工事現場監督 › フローリング › 施主が行うフローリングの検査

2011年05月31日

施主が行うフローリングの検査

施主が行うフローリングの検査


以前までは畳等を使用した和室が主でしたが
近年ではフローリングの洋室も増えてきています。
フローリングの種類も段々と増え
各家庭の要望に合わせて配置する事が出来るようにもなっています。

ただ多様化してきているという事は
施工時の検査も状況によって様々と言っていいでしょう。
施主が相当長期間に渡り毎日のように接するものでもある為
しっかりとしたチェックが必要になります。

一般的には表面の傷などの検査をしますが、
傷ばかり見るのではなく表面の浮き沈みを注意して
満遍なく歩いて音が鳴らないかをチェックします。

床なりなどは下地とフローリングの間で起こるものですが
無垢フローリングである場合よりおきやすいといえます。
床なりをおさえるためフローリングの施工の際にボンドを併用する場合もあります。
大工さんまかせということになりますが
ひずみの少ないフローリングにしたい場合は
あらかじめ合板などを選択することである程度防げます。
また、できるだけ下にもぐれる構造のほうがメンテナンスしやすいといえます。

遮音性についてですが
マンションなどに使われる防音性能のあるフローリングというものもありますが
実際どの程度の効果があるのかは
まずは検査をしなければわからない所でもあります。
それでも遮音等級で想定しながら生活シーンに合わせて
遮音フローリングを選んでいくことになります。
製品の説明に遮音等級が書いてあるので必要な等級のある製品を選ぶことになりますが
たいていの場合足音までぐらいを考慮したもので
ピアノの音などを防ぐ遮音フローリングは
専門の業者に依頼しないと責任施工できないのが一般的な考え方です。

フローリング施工という事は建築過程も半ばを過ぎますが
そのすべてにおいて瑕疵のないよう
入念な確認をしながら進める事が重要となります。



現場監督のブログが大集合!

にほんブログ村 住まいブログ 現場監督へ
にほんブログ村
同じカテゴリー(フローリング)の記事

Posted by スカイワーカー at 19:16│Comments(0)フローリング
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。